隠居生活☆東京・マニラ行ったり来たり

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2007年 02月 02日

カリンデリア通りとセント・ポール・ユニバシティ


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ジェネラル・マルバールとペドロ・ヒルの交差点にあるカリンデリア
マリア・オロッサ・ストリートのジェネラル・マルバールからペドロ・ヒルまでは、片側はセント・ポール・ユニバシティの校舎、もう一方の側は断続的に6軒のカリンデリア(訳すと大衆食堂かな)が並んでんでいて、お昼時は学生達などで混雑している。
この近くには学校がたくさんあるようだ。佐太郎はここをカリンデリア通り(←あくまでも私だけの呼称)と呼んでいる。
私達はマルバールから近い3軒をよく使っている。歩いて2、3分で行ける。

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カリンデリア内部フィリピノ語がわからなくても、オカズを指差して注文できる。
セルフ・サービスが基本。ご飯を注文し、フォークとスプーンとコップをテーブルまで持っていく。
足の悪い私には、気がつけば運んでくれる。
向かいにきれいな女子学生が座ったときなど、気持ちよ~く、食事できるんだよな。ハハハ。

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ジェネラル・マルバールから2軒目のカリンデリア
あるカリンデリアへ入って、ご飯が冷たかったりしておいしくないと、女房は、他のカリンデリアへ行って、ご飯をビニールで買って
きてそれを皿にあけて平気で食べる。外のベンダーから買った果物なども自由に食べる。な~るほど、国が変れば慣習も違うんだ!!
だから、フィリピンの政治・文化等も日本の価値観で安直に判断するのも、よ~く考えないとね。
一面だけを切り取って独断的に解釈するっていうのは危険だよな。

フィリピンでは、食事をしながら、コーラやスプライトなどの炭酸飲料を飲む人が多い。
これだけはついていけない。
そうさ、味覚も違うのさ。
でもさ、これ、健康に良くないって!!
太るぜ。見ているだけで、なんだか気色悪いんだよなあ。止めようよ。
 ↑佐太郎、お前、文化の違いに少しも寛容じゃないじゃないか。
皆さん、大きいこと、言って、ゴメン。


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ジェネラル・マルバールから3軒目のカリンデリア
女房が一番好んでいるお店。ビコール味なのだそうだ。確かにおいしい。私の舌にもあっている。
必然的にここに行くことが一番多い。
働いている少年達もビコールの田舎から働きに来ている。
女房はもう顔なじみで、従業員に「アテ(姉さん)、アテ」とか「アテ マーリン」とか呼ばれている。
アサワ(夫)の私もすぐ覚えてくれて、一人で行っても、優しく気を使ってくれる。

このお店、タクシーの運転手さんが食べにくる。
日本でもタクシーの運転手さんがいくところは、安くておいしいところが多いよな。


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このマリア・オロッサ・ストリートは、車の交通量が比較的に少ない。静かな雰囲気がして落ち着く。
右側は、セントポール・ユニバシティの校舎が連なっている。
このまま、まっすぐいけば、ロビンソン・プレイスのペドロ・ヒル口に突き当たる。


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私の最高に好きな組み合わせの一つ。
シニガン・ナ・ヒポン(海老のシニガン・スープ)とアドボン・プシット(イカのアドボ)
私は基本的にフィリピンの肉料理は苦手だ。脂っぽすぎるんだ。
その代わり、魚系だと全く問題ない。カニン(ごはん)がどんどんすすむ。

オカズはだいたい一皿30ペソから35ペソ。ご飯は一皿7ペソくらい。
100ペソ(250円くらい)もあれば、満腹できる。


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この組み合わせも、抵抗なく食べられる。
ツナを甘酸っぱく煮たもの(エスカベッチョと言うそうだ)、オムレツ(ひき肉が入っている)、アンパラヤ(ゴーヤ)の炒めもの。
左上の黄色いものは食べ物ではない。ロウソク。何のために置かれているか、知ってるかい。
食事の前のお祈りに使う。 ブー。
ロマンチックな雰囲気を楽しむ。 ブー。お昼で大衆食堂だぜ。
ハエやカなどの虫除け。 ピンポーン。


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ペドロ・ヒルストリートに面したセント・ポール・ユニバシティ・マニラの正門。
セント・ポールと言えば、日本では立教のことだよな。
池袋の立教通りに思い入れのある、昔、よく通った懐かしい飲み屋があるんだ(←名前も忘れてしまっている)。
今度、行ってみようかな。
もうなくなっているかもな。
まだ存在していて芝居をやっていたママが元気だったら、感動ものだよな。


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ロビンソン・プレースを背にして、ペドロ・ヒルからマリア・オロッサ・ストリートを撮る。
ここからジェネラル・マルバールまでの左側一画がセント・ポール・ユニバシティのキャンパス。
150メートルくらい先のナックピルを右に折れてすぐのところに佐太郎の住居がある。
つまり、佐太郎の住まいからロビンソンまで歩いて5分くらいかな。
もっとも、よたよた歩きの佐太郎が歩くと、もっと時間がかかるが・・・
女房は、暑すぎると、ロビンソンまで涼をとりに行くんさ。
寒さに弱い片麻痺の佐太郎はクーラーが敵なのさ。ごめんね、カアチャン。


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朝の散策中、ペドロ・ヒルストリートを行進する美女群に遭遇。
女性の方に目が奪われて、垂れ幕を見逃し、何のラリーかとうとうわからなかった。
興行ビザをよこせなんていうデモでなかったことは確かだ。
よく見たら、お揃いのTシャツを着ている。
キリスト教関係の何かのようだな。

ええい、こうなったら、太っ腹よ。
好きな子、持ってきな!
どの子が良い?
指名料4000ペソ(1万円)だよ。←フィリピンの若い女性は皆ホステスだと思い込んでいるアホな日本人も多いんで、ちょっとしたブラック・ユーモア。
高いって?
冗談じゃない。正真正銘の学生やで。それも良家の子女。

ただ、何にでも難点はある。
家事は、メイドまかせなので、まったくできないよ。
プライドが高く、わがままで、お金もかかるで。
マゾっけのある貴方になら、最高の素材とちゃうか。敵はハードル、高いぜ。
頭も良いから、せいぜい教養磨いとけや。

美しくてうっとりしてしまいそうな女性もいれば、それなりの女性もいる。
いろんな人がいて、世の中、うまくバランスがとれるのさ。
外面だけを偏重すると、手ひどいしっぺ返しも受けるしね・・・・
とかく、人と人の関係って、興味がつきない。

この子達、このままペドロ・ヒルを直進し、ロビンソンを過ぎたあたりで右に折れて、校門をくぐるはず。
名門セント・ポール・ユニバシティの学生達じゃった。


by wakahiroo | 2007-02-02 19:17 | ○マラテ迷宮案内


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