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2008年 04月 16日

桜、桜、桜。やっぱし桜だよなあ。

日本の桜を眺めながら、今回の比国滞在を振り返ってみる。
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外堀通り。後ろの建物は法政大学。

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外堀通り沿いの道。飯田橋と市ヶ谷の間。

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外堀に垂れ下がる桜。対岸を総武線が走っている。

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3月31日夜遅く、成田に到着した。
マニラは猛暑だった。4ヶ月振りの日本は予想以上に寒く感じた。
マニラでは、もう桜は終わっているのではないかと懸念していた。
幾分かの期待を持って、日曜日、四谷の聖イグナチオ教会のお昼のミサに出るため外堀沿いに歩いて行った。
お堀の両岸とも桜、桜、桜。
桜を、春の爛漫を、十分に堪能できたぜ。ラッキー!

宣長さんの歌にある。
敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ 山桜花
日本に帰ったという実感を呼び起こすのは、やっぱし桜だよなあ。
ハポン(日本人)のDNAの中には、桜は春の心を揺り動かす特別な存在として刷り込まれているのかもしれないな。

マニラには、一冬、4ヶ月、滞在した。
何をしていたのだろう。
①文庫本をたくさん読んだ。
②フィリピンの庶民と交わり、なるべくフィリピノ語を使うようにした。
③ジープニーが大好きになり、たくさん乗った。(カビテ方面)

大きくまとめるとこんな感じかなあ。

以前に、二冬ほどフィリピンで過ごしたが、マラテのアドリアティコのアパート、貸間だった。
今回がはじめてのパンプローナの自宅。
のんびりと、落ち着いた気持ちで過ごすことができた。自分ペースで、誰にも気を使わず生活することができた。

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中央・総武線に沿った土手の上の道。
夜には花見客でいっぱいになる。

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外堀通りに降りる道。
陽気に誘われて若者達が桜を撮っていた。

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 本が読める。本が読める。本が読めるぞ。
自分の家は心が落ち着く。静かに本を読むには望ましい環境だ。
フィリピンのテレビは見ていてもよくわからない。つまらない。ネット環境が整わないことも良い方に転んだようだ。
今回の比国滞在では、よく本を読んだ。持っていった文庫本を全部読んでしまった。その上、以前から持ち込んでいた未読の本もかなり読むことができた。
 [評価] ★★★ →すっごくおもろかった。
      ★★  →おもろかった。
      ★   →読んで損したかな。

(文庫本)
村山由佳「天使の梯子」★★★
唯川恵「肩ごしの恋人」★★★
唯川恵「キスよりもせつなく」★★
唯川恵「あなたへの日々」★★
唯川恵「さよならをするために」★★
北村薫「夜の蝉」★★
三浦しをん「私が語りはじめた彼は」★★
宮部みゆき「ステップファーザーステップ」★★
宮部みゆき「今夜は眠れない」★★★
宮部みゆき「夢にも思わない」★★
角田光代「幸福な遊戯」★
島田洋七「佐賀のがばいばあちゃん」★★
島田洋七「がばいばあちゃん・佐賀から広島へ」★★
山本周五郎「青べか物語」★★★
中河与一「天の夕顔」★
(その他)
ステーヴン・キング「小説作法」★★★★★(別格。日曜作家の佐太郎のバイブルになりそう)
養老孟司「バカの壁」★

今後の読書方向:
◎村山由佳ファンだったが、唯川恵ファンにもなった。この二人はとにかく文章がうまい。巧みな表現を味わっているだけでも楽しい。文章のリズムが私にあっているのか、スゥッと楽に読める。村山由佳は全部読んだ。唯川恵を全作、読んでみようと思う。
◎大御所宮部みゆきは、さすがだ。どれもこれも楽しませてくれる。まだ読んでいないもの(特に時代小説)がある。楽しみだ。
◎若い人ばかり読んでいるみたいに思われるかもしれない。少し、バランスをとって、山本周五郎も読んでいこう。この人の目線、人を描く姿勢が好きだ。といっても、ほとんど読んでいないんだけれどね。
◎三浦しをんも面白いかもしれない。挑戦してみるか。
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市ヶ谷付近のの外堀

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 フィリピノ語習得は細く長く、命尽きるときまで
語学習得は歳をとると大変だ。覚えたはしから、忘れてしまう。若いときの5倍くらい、時間がかかる感じ。それでも、継続は力なり。すこしずつ、やり続けた。
同時に、街に出てできるだけフィリピノ語を話す機会をつくるようにした。
女房とは日本語が共通語。私がフィリピノ語を話すと面倒くさいようで少しも実践練習にならないんだ。わかるさ、女房の日本語、時々面倒くさいものな。
次男なんかもっとひどい。女房が変な言い回しをすると、
「チッ、もっと日本語、勉強しろよ」
面と向かっては言わないのだが、小声でつぶやく。女房にもそれが聞こえ、さすがにムッとしていた。
佐太郎は傍観者を決め込み、ニヤニヤするだけ。

それでも、買い物などで必要最低限のことをフィリピノ語でコミュニケーションとれるようになってきたかな。
とにかく、細く長く続けていくしかないな。
何の見返りも期待せず、死ぬ直前まで何かをやり続ける。望ましい態度じゃないか。
 合言葉は「街に出てフィリピノ語を話そう!」さ。
あまり大きな声では言えないが、この合言葉、佐太郎には何かと便利な言葉なんだぜい。ハハハ。

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外堀と電車と桜

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 ジープニーからフィリピンを考える
今回の比国滞在でジープニー大好きジジイに変身した。
フィリピン人は会話の中で「ジープニー」を「ジープ」という。
それまでは女房に頼りきっていてジープの運行体系をつかもうとしなかった。、一人で乗る自信がなく女房と一緒のときだけ乗っていた。
今回は、最初、一人での比国滞在。否応なく一人で乗らざるをえなかった。意を決して短い距離から乗りはじめ、次第に距離を伸ばしていった。そうこうしているうちにいつのまにかジープにはまっていた。
今ではジープ以外の乗り物はめったに使わない。
特にバスは嫌いだ。冷房が効きすぎている。ステップが高く私には不向きで危険な乗り物だ。
あのでかい図体が道路を走っている姿をみるとで虫唾が走る。横暴な奴!

ジープに慣れるにつれ、行動半径が大きく広がった。
ジープに乗ってカビテ州の知らない町やバリオも回るようになっていた。
ジープに乗るノウ・ハウもしっかり身に着けた。
ジープ好きが昂じて「日本ジープニー愛好会」を作っている。残念ながら、今のところ、たった一人なんだけどさ。ハハハ。

ジープの長所をあげる。
①安い。とにかく安い。
他の乗り物に比べて安い。庶民の足だ。
私の住んでいるラスピニャスのパンプローナからバクラランまで、16ペソ。バクラランからマラテまで10ペソ。52ペソ(130円くらい)あれば、つまり、JR線の初乗り料金でパンプローナ~マラテ間を往復できる。

②待たないで済む。
数が多いので、目的方向のものがすぐ来てくれる。
どこでも乗り降りできる。走るコースさえ把握しておけば便利だ。いや、便利過ぎるかな。

③フィリピンの庶民の息吹に触れられる。
ジープの中では安心した落ち着いた気持ちになる。
乗客であるフィリピンの無辜の一般庶民は概して優しい。
足の悪い私に親切にしてくれる。乗り込んだときから私を気づかってくれる。入口付近の席を空けてくれる。
幸運もあろうが、今回の滞在でジープで嫌な思いを一度もしなかった。
始めは懐疑的だったが、お釣りも正確に返ってきた。
庶民の生活を身近に観察できる空間さ。
「フィリピン人は自分勝手な、バラバラでまとまりのない国民」との先入観を持っている人も多かろう。が、ジープの中では、他人への思いやり、仲間としての一帯感が支配している。お金の受け渡し、席の譲り合いなどを見ていると、フィリピン人の協調性、心優しい側面が伝わってきてうれしくなってしまう。そのと統一と調和を見ていると、マイナス・イメージの先入観など吹き飛んでしまう。

④一般的ではないが、私のみに適用する長所
★冷房が敵の私には、冷房がないジープは最高の乗り物なのだ!
★ジープに乗っていると、時々とんでもない若い美人が乗ってくる。ハッとするような美女が目の前に座ったときの幸せ!それもけして珍しいことではないんだぜ。
その天恵を神に感謝するんだ。←相変わらずのアホ。

こんな素晴らしい乗り物を非現代的な交通機関。交通渋滞の元凶のように非難する輩も多い。が、ジープ好きとして反論しよう。
これに取って代わることのできる庶民の足はあるのかい。
確かに、どこにでも停まるジープは車の流れを悪くする。でも、庶民の利便性を犠牲にして車の流れよくすることにどんな意味があるんだい。利するは乗用車を持っている裕福な階層じゃないか。
フィリピン社会は裕福な人達なんか、少数派さ。私なんかにはその人達のことばかり考えて社会を動かしているのがフィリピン停滞の真因のような気がするが・・・・

ジープがなくなっても、マニラの交通渋滞が解消されるとは思えない。
逆だろう。庶民の足であるジープを大切にするというか、中心に据えた交通システムを考え出すことが重要なんだよ。

発想の転換が必要なんだ。
そうさ、この辺に、行き詰まり停滞しているフィリピン社会を変えるキイがあるような気がするんだが・・・
弱者切捨ては、社会発展にはマイナスに働くと思うぜ。

佐太郎はジープのドライバーをただただ畏敬する。
混雑の中を他の車体すれすれにハイ・テクニックで運転し、乗客を覚えながらお金を勘定してつり銭を渡し、乗客の乗り降りに注意し、私には神業のように思えてしまう。
一度に十人の話を聞く聖徳太子みたいなものさ。
すごい能力だ。「フィリピン人は、怠け者だ。能力が低い」なんて先入観を持っている貴方。
一度、ジープに乗ってドライバーを観察してみろってんだ。そんな先入観、吹っ飛ぶぜ。

ジープを運転しながら、クロスワードパズルをやっている運転手を見たときは、さすがにあきれてしまった。
これはもう聖徳太子を超えている。



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上智大学の前の土手の桜。通称、ソフィア通り。
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聖イグナチオ教会と桜とJR四谷駅。


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ヒネクレ者の佐太郎、桜が綺麗だと愛でているだけでは物足りない。
基次郎の「櫻の樹の下には屍体が埋まっている」という言葉が好きだ。
「美しい薔薇にはトゲがある」なんて薄っぺらな乾いた言葉に比べると、情念と意味の深みを感じさせる。

美しいものは死・腐敗の匂いを内包している。成功・繁栄は堕落・破滅の匂いと同衾している。
そういう視点でモノをとらえていくのも面白い。
見えないモノをを見ること。そして、妄想。
日曜作家の佐太郎には、必要なことなんだよな。
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最後に、この日のハプニング。
教会の前の土手で懐かしい顔に再会した。
新宿ゴールデン街でお店をやっているクロちゃん。
私が20代のときからの新宿の知り合いだ。
確か最後に会ったのは彼のお店で3年前くらい。

ミサが終わってから、花見風景が見たくなり、教会の前の土手に上った。
昔、新宿仲間でこの辺りで桜満開の日曜日、毎年、集まって花見をしていた。
最後に参加してから10年以上の月日が流れている。
まさか、いるとは思わなかった。花見客の中にクロちゃんの顔を発見。
「クロちゃ~ん、クロちゃ~ん」
「・・・・・・・・」
5秒くらい、誰だかわからず、きょとんとしている。やっと、
「おう、サドか」
「生きてたぞ」
「生きてたか」
型どおり、友人達の消息を聞く。かなり酩酊していて、言ってることがかなり怪しい。しどろもどろ。女房が一緒であることを発見。若い頃の女房のことも知っている。盛んに女房のことを誉める。さすが商売人。
「マーリン、元気? あの頃は、サドと一緒じゃ、すぐフィリピンに逃げ帰ると思っていた。こんなによくやるとは思わなかったよ」
ヘン、余計なお世話よ。
「そうですか。クロちゃん、結婚してるの?」
「まだシングル。寂しいよ」
まずい、古傷に触るなよ。クロちゃん、ずっと暮らしていた可愛らしい女性と別れたんだよ。
「いいんだよ、クロちゃんは。港々に女ありタイプだから」
フォロウになっていないか。クロちゃんって、本当は純情で一途な男なんだ。よく知っている。
「サド、とにかく、飲めよ」
「飲んだら歩けなくなる」
固辞する。
「一杯だけいこうぜ」
「ゴメン。これから、赤坂に行くんだ」
酔っているわりには意外とあっさり解放してくれた。



by wakahiroo | 2008-04-16 10:15 | ★フォト・エッセイ
2008年 04月 12日

3歳のお誕生日

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2008年3月15日午前6時
ベランダの鍵を開け、いつものように東の空を眺める。
気分爽快。また齢を一つ重ねた。

3歳(還暦で生まれ変わったんじゃ)の誕生日はラス・ピニャスのパンプローナの自宅(と言っても女房の家なんだけどさ)で迎えた。
どんな一日しようか、考えた。
毎年同じようなことをしてても、つまらないものな。

というわけで、下の2枚組みの写真のような具合とあいなった。
これも祝い方の一形態だべさ。
女房から、「髪を切れ、髪を切れ」とうるさく言われていた。
己の誕生日に、相手の願いを一つ、聞いてやる。いいんじゃない。優しいだろう。

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気分は逃走中。(朝方)

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気分は収監中。(夕方)

・・・・・・・・・・・・
さあて、ヘア・カットををどこでしたらいいかわからない。
トライシクル乗り場のそばに確かヘア・サロンがあったよな。そこでいいか。
一人で行ってサプライズにしようかと思った。が、マラテで外国人とみられてボラれた経験がある。女房についていってもらった。
お店に入った。なんとかなり美形のバクラ(オカマ)。
女房がすぐSMサウスモールに買い物に行った。お店に二人で取り残された。
男なんだから意識することがないのに、微妙に意識していた。
汚いバクラなら気持ち悪いだけ。綺麗なんだよな。困惑した。
「セミカリボ、プリーズ」
「・・・・・・・」 ←向こうも、突然現れた、外国人の胡散臭いジジイにとまどっていたようだ。
セミカリボは日本の5厘刈りの坊主頭。でも、直訳すると、「ちょい禿げ」かな。
ほとんど会話もなく、電気バリカンで10分くらいで仕上げてくれた。
約束の料金は、60ペソ。太っ腹な(ていうか、ただ美人に弱いだけの)佐太郎は、チップも入れて、100ペソ(300円くらい)渡す。
白状すると、どうしても男性として見ることができなかったかな。
後日、近くのモールで、サングラスをかけたスタイルの良い美女が私に艶っぽく微笑みかけてくる。ドギマギした。が、覚えがない。
彼女(?)が去ってから気づいたのだ。あのバクラちゃんじゃないか。俺って、そちらの方の趣向も、あるのかもしれないないな。
この歳になり開花しないことを祈る・・・

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・・・・・・・・・・・
前日、ベランダのすぐ下の空き地に女房の妹とその旦那がバナナを2本植えた。
空き地は他人の土地だが、そんなこと、知ったこっちゃない。バナナなんて雑草みたいなもんだろう。
別段、私の誕生日を祝ってくれて植えたわけではない。が、グッド・タイミングだよな。
女房は言う。
「バナナは生長が早いよ。来年の今頃は食べれるよ」
来年の誕生日、このバナナがどのくらい大きくなっているか、俄然楽しみになった。
バナナ・ア・ラカルトと称し、あらゆるバナナ料理を作ることを夢見ている。
そうそう、レシピを女房に伝える準備をしなければ。

左下の犬は、パンプローナの家のバカ犬。
名前をミゲールと言う。日本の犬の血も混ざっている雄の駄犬。
女房にはなついているのに、私が「ミゲール、ミゲール」と優しく呼んでやってもまったく無視する。腹立たしい。
人格を否定されたようで、幾分傷つき、サン・ミゲール(フィリピンのビール)をイッキ飲みしてやる。ザマアミロ。
おとなしくて性格はいいんだけどなあ。
いくじなしで、我が家の猫と喧嘩しても負けてしまう。
番犬としては、ほとんど役立ちそうにもない。
実力を隠しているのかもしれない。ここ一番というときに力を発揮するかもね。
でも、俺を認めない限り、バカ犬呼ばわりしてやるさ。
えっ、佐太郎は心が狭いって。ハハハ。
心が広いなんて言った覚えはないぜ。

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・・・・・・・・・
カアチャンとは、このところ仲が良い。
歳をとって喧嘩するなんて最悪だと経験的に悟り、お互い無用な意地を張らなくなったかなあ。
どこの家も似たようなものだ思うが、夫婦生活は山あり谷ありだよな。
我が家も危機的状況を2、3度乗り越えてなんとかここまできた。
このままの感じで棺桶に入れたら良いかなあ。
おっと、佐太郎、綺麗な南の海への骨灰散布を希望していたんだっけ。
できるなら、豆まきではなく、花咲ジジイの心持ちで撒いてほしいんだけど。
「鬼は外」ではなく「枯れ木に花を咲かせましょう」ってね。

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この日、女房の弟の子供達が遊びに来ていた。
ベランダで一緒に朝食を食べた。
この写真は小学2年のウィルマー(女の子)が撮影。
カメラに興味を示し撮りまくっていた。
カメラを壊さないかとハラハラしたけどさ。
ん? 意外と心が広いんじゃない、佐太郎は。

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女房と女房の弟の子供達。
可愛そうなことに、この3人、母親が逃げ出して一緒に暮らしていない。
母親はよく知っている。いい加減な女性ではない。
はじめ、父親の方が若い女の子とくっついて出て行った。子供と取り残された母親は怒り狂いながらも女房に相談しながら耐えていた。が、とうとうプッチン。別の男と出奔してしまった。男と女の間は、他人は推測するだけ。真実はわからない。どちらが悪いなんて軽々しく判断もできない。平凡に仲良く暮らしていたのになあ。本当、人生、一寸先は闇さ。何が起こるかわからない。特に、フィリピンでは。
偏見じゃないで。一般的傾向、度合いの高さを言っているだけ。佐太郎、そのハチャメチャさを愛しているんだ。
かわいそうなのは子供達。一時は相当に落ち込んでいたらしい。今は、若い女と別れた父親と一緒に暮らし、元気を取り戻している。
こういう状況になっても、まわりの大人たちが子供達をよく世話する。フィリピンの美点の一つかな。公的制度が整っていないってこともあるんだけどね。

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4歳までの一年はこの日の青空のように生きたいものだ。
言葉にすると何だろう。
虚心坦懐、日々是好日、違うな。難しい漢語を使うことはない。
見た通りを言えばいい。普通の青空だよな。
この一年の生きるテーマは「凡々たる青空」に決めた!

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これはすぐ裏の家のバナナの木。
四角に囲った中にバナナがなっている。
来年はこのくらいのバナナの木に育っていると固く信じている。夢を育んでいる。
果たして・・・

by wakahiroo | 2008-04-12 17:19 | ★おめでとう、私のお誕生日