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2007年 02月 26日

佐太郎、ネットについて、ついつい考えてしまったのだ。

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ココスのウェートレスのジェーン
昼は大学生。女房に懐いている。
明るくて気が利いて、とても良い子だ。佐太郎、若かったら、モーションをかけたいところだね。
お客も気持ちよく背景になってくれた。人と人の関係、こうありたいね。

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ココス・ネストの風景
週末やもっと夜が更けるとお店は一杯になる。

佐太郎、写真を撮ってクレームをつけられる
ココスで、ジェーンとお店の様子を撮っていると、一人で飲んでいた黒人女性に別のウェートレスが言われたそうだ。
「写真を撮るのを止めさせろ。でないと、やつを殴ってやる」というようなことを。
おお、こわっ。確かにファインダーの一部に入っていたかもしれない。その女性を撮るなんて気持ちはこれっぽっちもなかった。
夜なので、フラッシュを使ったせいもある。
でも、状況を判断せよ。君なんか撮っていないって。
なんかやましいところがあって、過敏に反応したのかな。腹立つことでもあって神経がイラついていたかな。
自意識過剰というか、ギスギスした権利意識というか。
なんだか、腹立たしく思うと同時に哀しくなった。
ココスのウェートレスは。皆友達。適当になだめてくれていた。
女房の方がキレて代弁してくれた。日本語で、聞こえる声で「おまえみたいなブスなんか撮るかよ!」だって。
相手が日本語わかったら大喧嘩になっていたろうな。
ブスだったか魅力的女性だったかは、まったく意識していなかったうえに、闇夜にカラスっつうか(少し差別的言辞かな。やっぱし、腹を
立てているんでさあ)、暗がりに黒い肌、よくわからなかった。
人にはそれぞれ事情がある。なんで、あんなにヒステリックに反応したのかな。
発した言葉から判断するに、少なくともレディではないよな。

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今夜もSML(サン・ミゲール・ライト)を飲んでご機嫌の佐太郎
ココスでSML1本28ペソ(約70円)

ここはフィリピン、皆、ある程度東洋的な謙虚さは持ち合わせているぜ。そんな反応はされたことはない。嫌なときは、せいぜい顔をそむけたり顔をしかめられたりするくらいだな。
お前、アメリカ人かい。お前ら、アメリカーノは、他人(ひと)の国に土足で上がりこんで来て、いつも自分達の正義を振りかざす。
辟易するね。ムカつくね。
アメリカ人は権利意識を前面に出して自己防御しないといけないのかね、ご愁傷さまでえ。

この歳になると、プライバシーの権利意識が強すぎるギスギスした社会に抵抗を感じる。
アジア型のプライバシーの希薄な社会も、それはそれで、心地よい気がするんだよな。
世の中は相対的な約束事でなりたっている。
何かが欠けたら、何かで補完されるのが世の常・・・

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休憩中のジェーン

アメリカ型の権利意識むき出しの訴訟社会が、進んでいる社会とか、望むべき方向だなんて、これっぽっちも思っていない。
いや、むしろプライバシー意識の抑えこまれてはいるがアジア的な寛容の心が下敷きになっている緩い社会の方が、より住み易い高度な社
会なのでは?

とにかく、この一件で、風景としてでも、他人の写真を撮ることについてもう少し考えておく必要があると思った。
その辺のこと、ずっと気にかかっていたんだ。良い契機だ。

人知れずこっそり写真を撮ることと、ネットへの写真掲載の限界について、考えてみたい。
白黒のはっきりつくことではない。まだまだかなりグレー部分の大きい分野だわさ。

予備知識を仕入れる前に、先入観のない真っ白な状態で自分なりの盗撮論とネットへの写真掲載論について、そのうち、述べてみようかな。
後は、既成のものと、すりあわせればいいのさ。
すぐ、大きく出るところが、詐欺師的だって。ハハハ。しゃあないだろう、性格だもの。
大言壮語は佐太郎の持ち味の一つさ。

佐太郎、今のもやもやした気持ちを少しすっきりさせたいだけなんだけどね。


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「ココス・ネスト」の看板と店内の様子
今、この辺りは、長期休暇のヨーロピアンで一杯だ。
隠し撮りを、この若者達にクレーム、つけられたら、佐太郎、グーの音もでないな。
平身低頭、すぐ謝るね。精一杯泣きそうな顔を作ってね。
変わり身の速さは佐太郎の持ち味の一つさ。
でも、何も言われなかったし、にらまれもしなかった。そんなもんだよな。


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「ココス」から、隣りの「エラ」方向を撮る
境目がよくわからない。

 盗撮は文化だ! 
己の下半身の無節操さを「不倫は文化だ」と開き直った靴下をはかないで靴をはく芸能人がいた。なんだか似た心境のようである。
「盗撮、盗み撮り=犯罪」ってイメージが一般的だ。この言葉の語感が持つほど、盗撮って悪いことなのかなと前から思ってはいた。
少しでもこの言葉のマイナスのイメージを払拭して、そのプラスの部分、おそらくは創造性につながる部分、をクローズ・アップして
みたい。少しでも盗撮という言葉のイメージの復権ができればうれしい。

盗撮って、どういう行為を指すのだろう。
「相手の許可を得ずに、相手に気づかれずに人をこっそりと撮影すること」か。
そうだとしたら、繁華街やコンビニの監視カメラも、マンションの防犯カメラも、現金引き出し機のカメラも、皆、盗撮になってしまうよな。
盗撮すべてが犯罪だったら、犯罪を防ぐための防犯カメラが犯罪になり洒落にもならない。
これらのカメラの映像、隠し撮りとは言っても、盗撮とは言わないよな。
よって、この定義、無理がありそうだ。
隠し撮りでもその撮影目的によっては、盗撮と呼ばないようだ。
じゃあ、私のように、ネットに載せるこれはという写真を趣味で無許可で撮ることはどうなんだ。盗撮か否か。
これを盗撮と呼ぶようなら、私は、あえて盗撮者と呼ばれる道を真正面から行くしかない。

一般的に盗撮と呼ばれる決め手になるものは何なのだ。
何を撮るかか、撮影者の心の持ちようか。そして、その犯罪性との関連は?

撮ってはいけないものを撮ったら盗撮としよう。
下半身に人格はないを地でいった、ナントカ(植草先生だったっけ)教授のように、女子高生のスカートの下を盗み撮ったりするのはわかり
易い。浴場の女性の裸の姿や、他人の家の中の下着姿の女性を隠し撮りしたりしたらしたら。明らかに犯罪で、盗撮と言えるよな。これ
は、写真を撮ること以前に、その行為に犯罪性がある。写真を撮ることと切り離して考えた方が良い。
盗撮という言葉のイメージは、不幸にもこの辺の行為と強く結びついてしまっている。
でも、公園で遊ぶ家族連れの楽しそうなほほえましい様子をこっそり撮ったとしたらどうなんだ。撮ってはいけないものか。
それだけでは、犯罪性はほとんどない気がするが・・・・・
撮ってはいけないものの線引きが難しいよな。

盗み撮りに犯罪性があるとしたら、どういう場合か。
撮られる側に不快感を与えたらか。それとも、撮る側に卑猥な心や悪意が存在するかか。
そんな主観的なもの、法律的に無意味だよな、多分。
じゃあ、やはり隣りのテーブルの女の子が食事する姿を隠し撮りしたら?犯罪性はあるのかい。
佐太郎、パンチラなんかより、美しい女性がバリバリもの喰う姿にそそられるんだけどなあ。
下品なることも佐太郎の持ち味の一つさ。

いずれにせよ、盗み撮り、隠し撮りそれ自体は、道義上は問題があっても犯罪性がないと結論せざるを得ないんじゃないかな。
私のこの結論、どうですか。法律面に詳しい貴方?無理ですか。

盗撮という言葉には、手垢がつきすぎてしまった。そういうときは、新しい言葉を使い、新しいイメージを盛り込む必要がある。
新しい言葉、何があるかな。
隠し撮り、密撮、秘撮、隠撮、どれもこれも今一つだな。
英語では、盗み撮りを、sneak shot と言うらしい。いっそ、カタカナ英語をそのまま用いて、スニーク・ショットでいいか。
英語の語感は悪そうだが、日本語にすると、まだ手垢がついていないだろ。
だから、こっそり写真を撮る人をスニーカーと呼ぶのはどうだろう。軽快な感じがするじゃん。
靴のスニーカーと語源は一緒さ。あちらは、「そっと歩く人」らしいね。
佐太郎は胸を張って言う。
佐太郎は、盗撮者じゃない。今日からスニーカーさ。


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我がコンパウンドの入り口のドアを開けるととこんな景色が目に飛び込む。
異界に通じる不思議のドアさ。
こんな写真は、風景と同じで全く問題ないよな。

スニーク・ショットを撮る際の私なりのガイド・ラインを作っておけば、撮影の際、あれこれ迷ったり、躊躇したりしないですむよな。

◎佐太郎の撮影上のマナーとしての自己規制
・明らかに、相手が嫌がる状況では撮らない。
・ある人物に焦点をあわせて撮るときは。原則として許可をもらう。
・人物以外の建物などの物、動物などは、公共物、私有物に関わらず、撮影することに関しては変に気をまわさないで、どんどん撮る。
物には感情がないものな。軍事施設や、撮影禁止の表示があるときは、もちろん、考える。

プロの報道カメラマン、社会派のカメラマンだって、被写体に意識されたら、良い写真は撮れないよな。プロ意識に徹すれば、無理して撮らなければならない場面はいくらでもあるんだろう。
佐太郎なんか、撮られているとわかったら、風景なんかにならない。思いっきり、変な顔を作って自己アッピールするんや。嫌なタイプだろう。

佐太郎、アマチュアだけれども、ユーモアあふれる写真とか、場の雰囲気がひしと伝わってくる臨場感ある写真とか、叙情性に満ちた一編の詩のような写真とか、何かしら人の心に残るような温かい写真を撮ることができれば、と夢みている。
そのためには、時には悪魔に魂を売り渡してもいいかも・・・
腕はアマチュアなれども、心はプロフェショナルよ。
せいぜい、パパラッチ、いや、ジジラッチ佐太郎と言われないように気をつけるよ。

なぬ、死に損ないのジジイが欲張りだって。アホンダラ! 死に損ないだから、できることもあるんじゃい。
火事場の馬鹿力じゃなく、死に損ないのアホヂカラをナメたらあかんぜ。

イエース、スニーク・ショットはカルチャーなんでさあ。

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目立ちたがり屋を通り越して、ネット露出狂の佐太郎
ナックピルの路上。深夜12時頃、近くのライブ・スポットに行く途中。
全く飲んでいない。
周りのフィリピン人に受けていた。馬鹿は受けると調子に乗る。

佐太郎、信じてもらえないかと思うけど、20代前半はどちらかというと引っ込み思案の恥ずかしがり屋だったんだぜ。好きな女の
子に告白もなかなかできず、忍ぶ恋で甘んじていた。
今でいうフリーターのときだった。
芝居を志していた新宿の飲み仲間に誘われて、女子の美術大学でデッサンのモデルをやったんだ。
悪友は、舞台度胸をつけるというもっともな目的があったが、佐太郎は普通のバイトより少しお金が良いというそれだけの理由だった。
あの頃は、とにかく早く旅に出たくて仕事は選ばなかったな。
顔の方はともかく、ずっと肉体労働をしていたので身体はそれなりに自信はあった。
ところが、佐太郎の隠れていた露出趣味に火がついたんだ。見られるのが快感になっっていったんだ。
人生の転機なんて、いつ来るかわからない。思わぬところで、己の嗜好や才能に気がつくもんさ。
佐太郎が出たがり屋になったのにはこんなお粗末な履歴があるんでさあ。


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佐太郎のカアチャン。ライブ・ハウス「ABA」で。
こちら様には掲載許可はもらっているかって。
あへっ、もらってないか。
かまへん、かまへん。私と同じくらい、出たがりなんや。
この辺は、典型的似たもの夫婦さ。
概して、フィリピン女性って、自己主張が強く、でしゃばり。
あんりゃ、悪口になっている。いんや、被害者意識からくる愚痴さ。


 プライバシーなど、糞食らえと言いたいところだが・・・・
佐太郎、写真を撮ることではかなりの自由奔放派だ。ネットに掲載する段でも、自由奔放派といきたいところだが、それが一転、建前は慎重派になってしまうんだよな。
佐太郎、こう見えても、根は意外と常識人なんだ。

他人の写真をネットに載せることに関しては、その人のプライバシーの意識のスタンスによって、かなり考え方に差があるようだ。
許可のない写真は絶対に駄目だと頑なに考える人、本人に迷惑がかからないならいいのではと軽く考える人。
家などの他人の財物を載せるのもためらう人。

A.撮られた人の許可がなければ、写真掲載は一切まかりならん、という極論(写真掲載消極派)
B.撮られた人に実害が及ばなければ掲載してもいいのではというもう一方の極論(写真掲載積極派)
実際には、この間のどこかで妥協点を見つけることになるのだろう。

Aの方は、風景や背景に写った人、皆から許可を得るなんてことは実際に不可能だ。被写体として撮影の許可をもらった人でも、連絡をつける
のが、不可能な場合もある。場合によっては許可した許可しないの水かけ論になってしまう。
それ以上に、Aの立場は、インターネット、ブログの創造性、可能性を奪うことになるだろう。
一方、Bの場合も野放しにすると、プライバシーの侵害という面から由々しき問題を引き起こしそうだ。
佐太郎はできうるのなら、Bの立場で行きたいところだが・・・・
法律家の考える基準と、実際に私達のようにネットを愉しむ者の基準には、大きな隔たりがありそうだ。
佐太郎、実学は嫌いじゃけん。法律のことはよくわからん。

生まれ変わったら、上方芸人になることに決めている佐太郎、写真を掲載する以上は「受け」を狙いたい。受ける写真は、多分に本人が嫌がるものが多いかもしれない。その辺がジレンマだよな。
佐太郎、欲望には、弱いんだ。面白い写真が撮れたら、お蔵にする自制心などないな。なんだかんだ考えながら掲載しちゃうタイプんだよな。
とにかく、後は問題が起こったら、その都度、対応するわあな。
佐太郎の場合、フィリピン人、フィリピンの写真を日本語のブログ等に掲載することが多く、その点、助かっている。
写真許可をもらう際、「ネットに載っけるかもしれないよ」と一言、添えるようにはしているけどさ。
もらえそうもないときは黙っている。

佐太郎、お前、ずるい。ガードが緩いって?
わかっているって。佐太郎、緩いのが好みや。
おうよ、カタイ女より、貞操観念のユルイ女が好きなんよ(←アホ)。

◎佐太郎の写真掲載上のマナーとしての自己規制
・写真を掲載するとき、十分に相手の立場を考えて、問題を引き起こしそうなものは掲載しない。(守れるかな?)
・相手からクレームがついたら、すぐ写真を削除する。
・不運にも実害を与えた場合は、誠意をもって対応する。(のつもり)

こんなとこで、いくでよ。
おまえ、そりゃあ、いい加減でひどすぎるって?

じゃかしい。そんじゃ、おまえのガイドライン、示せよ!
なにかい。他人の意見は批判するけど、己の意見は言わないって。
そりゃ、また、ご都合の良い主義で。

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旧正月は、爆竹が炸裂して、うるさいのなんのって。
なんだかいかがわしいディスコ「コヨーテ」の前。
ここのオーナー、中国系の人なのかな。

いろいろな考え方感じ方の人がいるとは頭でわかっている。だども、初対面のオッサンに「私はネットでの顔出しNGですよ」などと真面目
な顔で牽制球を送られると、目立ちがり屋の私は鼻白んでしまう。ああ、この人とは、多分、良いお友達になれないなと感じる。向こうも、
お前みたいな破廉恥漢、願い下げだよとくるか。お互い様だよな。
女性なら、まだわかる。いい歳をしたオッサンがインターネットで顔出しをしぶるのは何故なのだろう。結構、多いんだ。
その理由を思いつく限り考えてみた。
○後ろめたい過去がある。
フィリピンに多いと言われるWANTEDのお方は顔を出すわけないよな。そこまで行かなくとも、人に恨まれるようなことをしてきた方
は遠慮なさるよな。
○インターネット自体、よくわかっていない。知らないものには近寄るとロクなことがないという経験則にしたがって避ける。
○自分のことを知られると、仕事上、不利益につながると信じ込んでいる。
こちとら、隠居人よ、そんなこったあ、知ったこっちゃない。利益につながる場合もありそうだけどね。
というか、自分の情報は他人に一切漏らさず、他人の情報だけは手に入れようという、姑息なで小賢しいタイプ。
黒幕のつもりでいるそういう人間って、見る人が見れば、すぐわかるんだよな。
いわゆるエリートという奴と商売人には都合のいい秘密主義者が多いんだよな。
○極めて恥ずかしがり屋というか、ネットのひきこもり、自閉症
知っている人に見られると、世間体がどうの、体裁が悪いなどと考えてしまう。小さい、小さいって。普段から、知られて困るようなこと
やっているかね。佐太郎は、天地神明に誓って人に知られて困るようなことはしていないで。女房にだけは知られて困ることが少々あるけどね。
逆鱗に触れたら、怖いのなんのって・・・
○顔を出すなんてはしたない。今まで、謹厳実直に勤めてあげてきた人間、営利追及のためだけに血道をあげてきた人間として、そんな遊びに顔を出すなんてえ、プライドが許さない。
歳を取ったらね。子供にかえるんだって。佐太郎は、今、中学生の悪ガキの心よ。
○顔出しすると危害を加えられるのでは被害妄想の塊となっている。
ジジイの佐太郎、これだけ、顔を出しているけど、危害を加えられたことなどないぜ。
可愛い女の子に夜道で襲われないかと、期待はしているんだけどね。


思いついたのはこんなところよ。想像力が貧困だって?
ともかく、私はネット顔出しNGの人の写真は載せない。目の部分を黒い四角でぬりつぶすような手段も取りたくない。写真、そのものを載せない。他に載せたい写真くらい、いくらでもあるんだから。

オッサン諸氏よ、ネット自閉症を克服し、顔を出せって。

by wakahiroo | 2007-02-26 19:26 | ○マラテ迷宮案内
2007年 02月 02日

カリンデリア通りとセント・ポール・ユニバシティ


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ジェネラル・マルバールとペドロ・ヒルの交差点にあるカリンデリア
マリア・オロッサ・ストリートのジェネラル・マルバールからペドロ・ヒルまでは、片側はセント・ポール・ユニバシティの校舎、もう一方の側は断続的に6軒のカリンデリア(訳すと大衆食堂かな)が並んでんでいて、お昼時は学生達などで混雑している。
この近くには学校がたくさんあるようだ。佐太郎はここをカリンデリア通り(←あくまでも私だけの呼称)と呼んでいる。
私達はマルバールから近い3軒をよく使っている。歩いて2、3分で行ける。

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カリンデリア内部フィリピノ語がわからなくても、オカズを指差して注文できる。
セルフ・サービスが基本。ご飯を注文し、フォークとスプーンとコップをテーブルまで持っていく。
足の悪い私には、気がつけば運んでくれる。
向かいにきれいな女子学生が座ったときなど、気持ちよ~く、食事できるんだよな。ハハハ。

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ジェネラル・マルバールから2軒目のカリンデリア
あるカリンデリアへ入って、ご飯が冷たかったりしておいしくないと、女房は、他のカリンデリアへ行って、ご飯をビニールで買って
きてそれを皿にあけて平気で食べる。外のベンダーから買った果物なども自由に食べる。な~るほど、国が変れば慣習も違うんだ!!
だから、フィリピンの政治・文化等も日本の価値観で安直に判断するのも、よ~く考えないとね。
一面だけを切り取って独断的に解釈するっていうのは危険だよな。

フィリピンでは、食事をしながら、コーラやスプライトなどの炭酸飲料を飲む人が多い。
これだけはついていけない。
そうさ、味覚も違うのさ。
でもさ、これ、健康に良くないって!!
太るぜ。見ているだけで、なんだか気色悪いんだよなあ。止めようよ。
 ↑佐太郎、お前、文化の違いに少しも寛容じゃないじゃないか。
皆さん、大きいこと、言って、ゴメン。


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ジェネラル・マルバールから3軒目のカリンデリア
女房が一番好んでいるお店。ビコール味なのだそうだ。確かにおいしい。私の舌にもあっている。
必然的にここに行くことが一番多い。
働いている少年達もビコールの田舎から働きに来ている。
女房はもう顔なじみで、従業員に「アテ(姉さん)、アテ」とか「アテ マーリン」とか呼ばれている。
アサワ(夫)の私もすぐ覚えてくれて、一人で行っても、優しく気を使ってくれる。

このお店、タクシーの運転手さんが食べにくる。
日本でもタクシーの運転手さんがいくところは、安くておいしいところが多いよな。


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このマリア・オロッサ・ストリートは、車の交通量が比較的に少ない。静かな雰囲気がして落ち着く。
右側は、セントポール・ユニバシティの校舎が連なっている。
このまま、まっすぐいけば、ロビンソン・プレイスのペドロ・ヒル口に突き当たる。


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私の最高に好きな組み合わせの一つ。
シニガン・ナ・ヒポン(海老のシニガン・スープ)とアドボン・プシット(イカのアドボ)
私は基本的にフィリピンの肉料理は苦手だ。脂っぽすぎるんだ。
その代わり、魚系だと全く問題ない。カニン(ごはん)がどんどんすすむ。

オカズはだいたい一皿30ペソから35ペソ。ご飯は一皿7ペソくらい。
100ペソ(250円くらい)もあれば、満腹できる。


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この組み合わせも、抵抗なく食べられる。
ツナを甘酸っぱく煮たもの(エスカベッチョと言うそうだ)、オムレツ(ひき肉が入っている)、アンパラヤ(ゴーヤ)の炒めもの。
左上の黄色いものは食べ物ではない。ロウソク。何のために置かれているか、知ってるかい。
食事の前のお祈りに使う。 ブー。
ロマンチックな雰囲気を楽しむ。 ブー。お昼で大衆食堂だぜ。
ハエやカなどの虫除け。 ピンポーン。


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ペドロ・ヒルストリートに面したセント・ポール・ユニバシティ・マニラの正門。
セント・ポールと言えば、日本では立教のことだよな。
池袋の立教通りに思い入れのある、昔、よく通った懐かしい飲み屋があるんだ(←名前も忘れてしまっている)。
今度、行ってみようかな。
もうなくなっているかもな。
まだ存在していて芝居をやっていたママが元気だったら、感動ものだよな。


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ロビンソン・プレースを背にして、ペドロ・ヒルからマリア・オロッサ・ストリートを撮る。
ここからジェネラル・マルバールまでの左側一画がセント・ポール・ユニバシティのキャンパス。
150メートルくらい先のナックピルを右に折れてすぐのところに佐太郎の住居がある。
つまり、佐太郎の住まいからロビンソンまで歩いて5分くらいかな。
もっとも、よたよた歩きの佐太郎が歩くと、もっと時間がかかるが・・・
女房は、暑すぎると、ロビンソンまで涼をとりに行くんさ。
寒さに弱い片麻痺の佐太郎はクーラーが敵なのさ。ごめんね、カアチャン。


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朝の散策中、ペドロ・ヒルストリートを行進する美女群に遭遇。
女性の方に目が奪われて、垂れ幕を見逃し、何のラリーかとうとうわからなかった。
興行ビザをよこせなんていうデモでなかったことは確かだ。
よく見たら、お揃いのTシャツを着ている。
キリスト教関係の何かのようだな。

ええい、こうなったら、太っ腹よ。
好きな子、持ってきな!
どの子が良い?
指名料4000ペソ(1万円)だよ。←フィリピンの若い女性は皆ホステスだと思い込んでいるアホな日本人も多いんで、ちょっとしたブラック・ユーモア。
高いって?
冗談じゃない。正真正銘の学生やで。それも良家の子女。

ただ、何にでも難点はある。
家事は、メイドまかせなので、まったくできないよ。
プライドが高く、わがままで、お金もかかるで。
マゾっけのある貴方になら、最高の素材とちゃうか。敵はハードル、高いぜ。
頭も良いから、せいぜい教養磨いとけや。

美しくてうっとりしてしまいそうな女性もいれば、それなりの女性もいる。
いろんな人がいて、世の中、うまくバランスがとれるのさ。
外面だけを偏重すると、手ひどいしっぺ返しも受けるしね・・・・
とかく、人と人の関係って、興味がつきない。

この子達、このままペドロ・ヒルを直進し、ロビンソンを過ぎたあたりで右に折れて、校門をくぐるはず。
名門セント・ポール・ユニバシティの学生達じゃった。


by wakahiroo | 2007-02-02 19:17 | ○マラテ迷宮案内