<   2006年 04月 ( 1 )   > この月の画像一覧


2006年 04月 03日

(東京よたよた歩き5) 江戸川公園の桜

3月28日(月)
新宿で働いている女房が仕事から帰ってきた後、家から10分くらいのところにある江戸川公園に桜を見に行った。
途中のコンビニで缶ビール1本とつまみを買った。やっぱり花見だものな。
江戸川公園は久し振りだった、息子達が小さい頃は、よく遊びに来ていた。

東京でも、結構な桜の名所でもある。
水辺に桜はよく似合う。
平地や山の桜とぐっと違った趣があるよな。


b0018885_9521442.jpg
神田川の橋の上から見た江戸川公園。
丘の上に目白の椿山荘がある。
江戸川とは、この辺りの神田川の旧い呼び名である。

b0018885_11373678.jpg
ウォーターフロントのチェリー・ブロッサムか。
水面に垂れ下がる桜って、ほんとに良いよな。

b0018885_1244684.jpg
若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった・・・ 
作詞家の同棲していた窓の下に神田川の流れる3畳の下宿は、ここよりかなり上流のようだ。


b0018885_1252214.jpg
昔、臭くて濁っていた神田川も、今はかなり清流になった。

b0018885_11432482.jpg
花びらが散ったときも一見の価値がある。
水面が花びらで覆われて、とっても幻想的できれいだ。
はかなくなるけどね。どんな美しい物に終わりがある・・・。

b0018885_1140309.jpg
逆方向、椿山荘の裏口の方から撮る。
夕暮れで暗くなりかけている。


夕方だが、まだ宴を開いているグループはほとんどいなかった。
女房と1缶のビールを分け合って飲む。
隣りのベンチでは、おいしそうな日本酒の五合瓶を開け、紙コップに注いで、これからまさに飲み始めようとする私と同年代のジイサン二人。
すっごくすっごく羨ましかった。
健康に勝る宝なしだよな。クッ~。
人は失って始めて何が大切かわかるんだ。

おいらも桜のように潔く散ってやるさ。
五分後に死んでも良いという気持ちで生きている。
おいらの最近の心境? 朝日に匂う山桜花さ。ハハハ。


b0018885_9541146.jpg
ここは池袋方面に走る時のジョギングコースだった。

b0018885_9544422.jpg
見るからに学生って感じの外国人二人。
桜、良いべさ。

b0018885_1293848.jpg
一時はもう飲めないかと思った。幸せそうでしょ、ジジイの顔。
ほどほどにするから、カアチャン、許してね。

b0018885_12104734.jpg
手前が我が愛するカアチャン。
苦労かけます。これからもよろしくね。面倒みてね。

b0018885_1211226.jpg
気分だけでも酔っ払ったふりをする、変なジジイ。
俺って、サービス精神、結構旺盛なんだ。
この写真、気を取り直して、生きている限り、楽しく楽しく行こうっていう決意表明さ。ハハハ。
でも、後ろの桜、きれいやろ。


b0018885_12115412.jpg
さあ、さあ、新しい人生、立ち向かって来んしゃい。
そう簡単に負けねえぜ。カモン、ベイビー。楽しく優しく受け止めてやるぜ。

b0018885_124252.jpg
ここの花見の場所取りはかなり紳士的なようだ。ダンボールに日時とグループ名を書いて貼るだけ。
近くの出版社などが多かった。

b0018885_12433033.jpg
奥の滑り台で子供達がよく滑っていた。
あの頃はかわいかった。今はタメ口をききやがる。
10年、早いてんだ!!←面と向かっては言えない。

b0018885_1244835.jpg
提灯に灯が入った。町内会のおでん屋が出ていた。お腹がすいていたが我慢した。近くに大好きなラーメン屋があったから。


ここ江戸川公園から早稲田大学は歩いて10分くらい。学生街が近い。
  貴方は もう忘れたかしら
  赤い手拭い マフラーにして
  二人で行った 横丁の風呂屋
  「一緒に出ようね」って 言ったのに
  いつも私が 待たされた
  洗い髪が芯まで冷えて
  小さな石鹸 カタカタ鳴った
  貴方は 私の身体を抱いて
  「冷たいね」って 言ったのよ

  若かったあの頃 何も怖くなかった
  ただ貴方のやさしさが 怖かった

  貴方は もう捨てたのかしら
  二十四色の クレパス買って
  貴方が描いた 私の似顔絵
  「うまく描いてね」って 言ったのに
  いつもちっとも 似てないの
  窓の下には 神田川
  三畳一間の 小さな下宿
  貴方は 私の指先見詰め
  「悲しいかい」って 聞いたのよ

  若かったあの頃 何も怖くなかった
  ただ貴方のやさしさが 怖かった

南こうせつの「神田川」 昭和の名曲だよな。
銭湯も、3畳の下宿も、もう消えかけている。

私の青春の思い出も消えかけている。
時代は確実にこうして変わっていく。

自分史の最終ページにさしかかってくると、人の一生なんて夢か幻かとしみじみと思い返される。

今度、カラオケで「神田川」を歌おうか。
メロディを忘れちゃってるかなあ。
老いたなあ。涙流すかもしれない。

てやんでい、感傷よりも食欲だい。
ああ、腹減った。 ラーメン、食いに行こうっと。

b0018885_12445476.jpg
「うだつ食堂」の徳島ラーメン
鰹だしがよく出ていて少し甘みがあり、飽きがこない。
最近はトンコツがちょっときついかな。

by wakahiroo | 2006-04-03 13:03 | ◎東京よたよた歩き