隠居生活☆東京・マニラ行ったり来たり

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2008年 05月 22日

パンプローナの日々(その1)

ここでは、パンプーローナの日常生活を紹介していく。
サブテーマはバルコニーから見える風景
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バルコニーから見た朝焼け
午前6時頃起床。起きたら、まず鍵を開けてバルコニーに出るのが習慣になっている。
この光景から一日が始まる。


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バルコニーから見た夕焼け

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お昼の風景。
すぐ前の画像とほぼ同じ方角。

この家の老夫婦、ずっとカナダで働いていてリタイアし、悠々自適らしい。
言うなれば「カナダ・フィリピン行ったり来たり」だ。
マカティにコンビニを2軒、持っているとのこと。

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このバルコニーは我が家で一番気にいっている場所。
私の癒しの空間。
眺望のよさはなかなかのもの。


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広いだろ。
暑くなり過ぎるまで、午前中、ここで本を読んだり、パソコンを打ったりしている。
観葉植物をもう少し充実させたいね。

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朝食は午前7時頃。
毎日、女房とバルコニーで食べる。パンと珈琲と生野菜、果物が基本。
少し高いけれど、地場の野菜もおいしいよ。
今度、コーヒーメーカーとトースターを買っていってここに備える予定。

昼食、夕食は1階の食堂で食べる。

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夕焼けを背景に己の人生の落日を思いやる佐太郎
心なしか、寂しげやろ。

すべてのものに終わりがあるんさ。
潔く受け入れて、残された時間を楽しく過ごすのさ。

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朝早く生ゴミを隣りの空き地で焼却している。
生ゴミは週に一度しか収集にこない。どこの家でも見られる風景だ。

この土地の所有者は日本人とのこと。
しばらくは家を建てないでくれよ。眺望が悪くなる。そいつは困る。
家の反対側も空き地だが、こちらはイギリス在住のフィリピン人所有だという。
こちらは家を建ててもらっても全く構わない。

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毎日、午前中に回ってくる魚屋さん
良い魚を買うには、トライシクルとジープニーに乗って、1時間以上かけてパレンケ(市場)に行かなくてはならない。
種類は少ないが、労せず新鮮な魚が手に入れられ、重宝だ。
他に早朝、少年達が売りにくるパン・デサール(小型の塩味だけのパン、出来立てだ)を時々買うかな。

後ろにいるのは、向いの家のメイドさん。
いつも顔を合わせるので、私の顔を見るとニコニコする。

ここのご主人は、30年以上、ドバイで働いて、リタイアしたばかりだ。暇をもてあましている。
後、来年大学を卒業する、末の息子がいるだけ。来年、やはりドバイに行くのだそうだ。
メイドさんの仕事はあまりない。主な仕事は、2匹のワンちゃんと数十羽いる鳥の世話。
奥さんや他の家族はドバイで暮らしている。
奥さんは「ドバイ・マニラ行ったり来たり」らしい。

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トライシクル(オートバイの横にサイドカーがついた乗り物)が時々通る。
バスやタクシーやジープニーの走るアラバン・サポーテ・ストリートまで12ペソ(約30円)。
歩いて10分くらいなので、私はあまり乗らない。歩いていないと、私の場合は歩けなくなりそうなんだ。

後ろの空き地にいるのは、向いのご主人が田舎(生まれ故郷)のマスバテ島(セブとミンドロの間)から連れてきた闘鶏用の鶏。
マスバテは強い鶏の産地とのこと。
暇なので、闘鶏を始めるのかも・・・
今度、連れていってもらおうか。
実を言うと、会えば挨拶をするくらいで、まだあまり親しくないんだ。
遠くの親戚より近くの他人だよね。気が合いそうな予感がするんだ。

朝、鬨(トキ)をつくる声が結構うるさい。
悪いと思ったのか、バギオに行ったとき、新鮮な野菜とストロベリージャムをお土産に持ってきてくれた。
私なんか、騒音と感じるよりは、むしろ懐かしい風情を感じ全然抵抗ないんだけどね。

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バルコニーから通り過ぎる人達を見ているのも面白い。
人知れず見下ろして、他人の秘密を覗きみるようで少しやましい気持ちを持つ健全な自分と、ピーピング・トム的な好奇心を満足させて喜んでいるいけない自分が共存しているんだ。
人間って、複雑やね。自分のことすらわからねえ。だから、面白いんだ。なかなか人間廃業できないんだ。

とにかく、フィリピンの普通の人達の生活が伝わってくる。

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愛犬ミゲールを散歩させる女房

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一度集中的な豪雨で前の道路が冠水した。
子供達はむしろ楽しんでいる。


by wakahiroo | 2008-05-22 11:49 | ○ラス・ピニャス通信


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