隠居生活☆東京・マニラ行ったり来たり

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2005年 08月 18日

バンブーオルガンで有名なラスピニャス教会

歩いた、歩いた。
何度もタクシーをつかまえようかと誘惑にかられたが、なんとか我慢して、ぐったりして、パンプローナの福松さんのお店に着いた。
エバコンからそこまで、カシミーロを経由して、今年3月、歩いた。
これは左回りだが、今回は反対方向の右回りで歩いてみようと単純に思いついた。
が、思った以上に遠かった。

ただ歩いても、もうつまらない。タクシーで行ったとき、途中に、バンブーオルガンで有名なラスピニャス教会があるのを見ていた。ここは観光スポットでもあるみたいだ。
よし、そこを見ていこう。

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空港からスーカットを来たとき、シーフードレストランの並んでいるダンパを過ぎたところにある、このマクドナルドの看板が目印。パンプローナへ行くには、この角を右に入る。
この日、午前10時頃、エバコンでジープニー乗り、マクドナルド前のT字路付近で降りる。
道路を渡って、マクドナルド横の通りに入る。

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しばらく歩くと、パラニャーケの公立小学校があった。
子供達は勉強中。塀の隙間から撮る。
ある程度歩くと、左に折れなければならない。土地勘には自信がある。
それらしき通りに来たので、真面目そうな若者に英語で尋ねる。
「この通りはパンプローナに行くかい」
若者は即答しなかった。しばらく考えてから
「行くよ」
ちょっと引っかかる。
しばらく行くと、上品な感じのおばさん3人組が立ち話をしていた。
割って入って
「この通り、パンプローナに行きますか」
おばさん方、私のよたつく足を見て、質問に答えず
「ジープニーにのりなさい」と勧める。
気づいた。遠いということか、なるほど。
「ありがとう」と言って歩き始めた私を見て、信じられないという顔をしていた。
この炎天下、脚が悪いのに、よく歩くわね、物好きな外国人、てとこか。
フィリピン人は歩かない。特に女性は歩かない。
見栄っ張りだからという説があるが、私はその説に与しない。
糞暑い中、動くのって、思った以上に体力を消耗する。

彼女達は絶対に歩いた方が早い眼と鼻の先なのに、ジープニーやトライシクルに乗る。私の方こそ信じられない、だ。
東京に来ている姪っ子は、来てすぐは、家から駅までの10分くらいの歩きがつらいらしく、よく不平を言ってゆっくりゆっくり歩いていた。
「歩かないからバーボイ(豚)になんだよ」とからかった。
最近は、長い距離、早く歩くようになった。東京のリズムが身に付いたっていうところか。
でも、自転車を購入してからは、どんな近くでも自転車でいく。
彼女達は生まれつき歩くことが嫌いなんだ、と思いたくなる。フィリピン女性の潜在意識の奥深くに「歩いてはいけない」という神からのメッセージが埋め込まれているのかもしれないな。ハハ。
女房は歩くことをもう全然いとわないから、もうフィリピン人じゃないんじゃないかな。

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この道路をずーと歩いた。
道路の名前は、思い出せない。地図も東京にはないので、調べようがない。
ザポーテまで続く道だ。
歩道が整備されているように見えるがそうでもない。実際に歩く人からすれば、鉢植えが邪魔だったりして極めて歩きにくい。
太陽の熱射と排気ガスもついている。歩いて見るかい。
歩行者には優しくない路だ。
歩くのが嫌いなのだから、歩道のことなどあまり考えないか。そうだよな。

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フィリピンを歩いていると、こんな日本の中古車をよく見かける。
日本ではお払い箱になり、マニラで第2の人生(車生?)を迎えているのだ。
なあんだ、俺と一緒じゃないか。ハハハ。
友よ、頑張れよ。いや、頑張らなくて良いから、楽しく生きろよ。

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私は忍耐強い方だ。
歩いた歩いた。が、行けども行けども、目的のラスピニャスの教会にたどり着かない。
道を間違えたかな?
自信がゆらいできた。と共に、喉の渇きが襲ってきた。そりゃそうだろう。太陽の照りつける中、1時間くらい歩いているんだものな。飲み物を買えるお店を探した。やっと、バーガーマシンを見つけ、ペプシコーラ1缶をグッと飲み干した。
バーガーマシンっていうのは、屋台のハンバーガーショップ。大きな通りなら、そこここに見られるよ。女房の家のあるエバコンのバーガーマシンは、可愛いおネエさんが一人でやっているので、おネエさんの顔を見によく立ち寄った。俺って、普段何をやってんだか。俺の品性なんてそんなもんさ。けして格好なんてつけないよ。
喉の渇きも収まり、さらにハンバーガー1個とコーラもう1缶を頼んだ。
余裕も出たので、周囲を見回して見ると、なんのことはない、隣りが目的のラスピニャス教会ではないか。
看板を見ると「いらっしゃい、セント・ジョセフ教会(ラスピニャス教会)に」ではなく「いらっしゃい、バンブーオルガンに」だ。目玉はバンブーオルガンなんだ。
意地悪な見方をすれば、教会ではなくバンブーオルガンが売りの観光スポットなんだね。


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セント・ジョセフ教会(ラスピニャス教会)
なんとも荘厳で重厚な雰囲気のあるたたずまい。いいじゃん。いいじゃん。
この聖堂の中にバンブーオルガンがあるという。
バンブーオルガンというのは、パイプオルガンのパイプの部分が竹でできているとのこと。
毎週日曜日のミサには、バンブーオルガンを演奏しているそうだ。

どんな音色なんだろうね。
管の部分が金属ではなく、竹。
音の尖がった部分が吸収されて、渋みと深みを増した、東洋的響きを想像する。
聞いてみるのが、一番だよね。
今度出てみよう、日曜日のミサに。楽しみが増えた。
よく考えてみると、日本にもあるんだよな、尺八って奴が。

無知だった。
フィリピンにも竹が自生しているんだ。
この教会の天井も竹で組まれているとか。
そういえば、いろんなところで竹が使われている。

毎年2月に、国際バンブーオルガンフェスティバルというのがあるそうだ。
期待しないで、行ってみようか。


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教会内には良い感じの建物が多い。

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聖堂前の広場
所在なげにたたずんでいる人も多い。

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ST. JOSEPH’S ACADEMYと書かれていた。
教会に併設された私立の学校のようだ。

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休み時間の生徒達かな?
前の公立小学校とは大違いだよな。
これがフィリピン、と言ってしまえば、それまでだけどね。

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道路を渡ったところにある「リサール広場」
階段を上がったところがそうらしいが、この建物、何なのかわからなかった。今度行ったら、もっとよく見るさ。
フィリピンの英雄、ホセ・リサール。
ここでは、何も言わないが、フィリピンに関心があるなら、少しは調べておこうね。
東京の日比谷公園を歩いていたとき、草むらのの中にホセ・リサールの小さな碑を見つけてびっくりしたことがある。日本に来たたことがある(そして、日本人の彼女がいたとかいないとか)のは知っていたが、誰がどういう事情で建てたかはうかがいしれなかった。

イントラムロスの近くに、はるかに有名で、大きなリサール公園(ルネタ公園)がある。
女房とのファーストキスはここだった。
それも、30年以上前のクリスマス・イブだった。
ロマンチックだろう。
そして、女房も若くて綺麗だった。
関係ないか。ハハハ。
ジジイにも青春があったんよう。

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広場に上がってみた。本当にただの広場だった。ベンチも何にもない。逆に、なにか新鮮な感じがする。
中学生らしき子供達が遊んでいた。
催しがあるときは、テーブルや椅子を持ち込むのかなあ。

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広場から道路の反対の教会方向を望む。
リサールさんの像もそちらの方を見ている。

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ポリス兼消防署のたてものか。リサール広場の隣り。

b0018885_1151713.jpgこの辺り、雰囲気のある建物が多い。
うまく整備すれば、観光地になるよね。
なんか、もう一つ二つ、目玉が必要だけどね。


この後、景色に変化のない一本道を、延々と歩いた。
途中、水分補給で、もう2軒、バーガーマシンに立ち寄った。

ザポーテ付近で迷ってしまった。
労働者風のおじさんに「サーン、スターモール(スターモールはどこ)」と聞くと、面倒臭そうに指差してくれた。
正しい方角だった。
この辺の人ならスターモールは誰でも知っていると考えたのは正解だった。
疲れ切って、5時ごろ、「福松」に到着する。

なお、ハンバーガーの食べ過ぎで、福松さんのお店では、まったく食欲がなかった。
コーラを飲み、マグロの刺身を食べただけだった。

by wakahiroo | 2005-08-18 16:39 | ○マニラよたよた歩き


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