隠居生活☆東京・マニラ行ったり来たり

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2005年 02月 23日

スーカットからマラテまで歩く

久し振り、歩いた。歩いた。
朝10時半にSMスーカットを出発した。
SMスーカットまでは何十回も歩いているので、そこまではジープニーに乗った。
目標点のマラテ教会に到着したのは、4時半。
途中、マクドナルド等で何度か、水分補給と休憩をしたものの、ほぼ6時間、歩き通した。
結構、やればできるじゃない。まだ、しばらくは生きれるかな。ハハ。

最近、ジープニーに乗ることが平気になった。
「パラ」と「バヤット」という2単語を知っていれば何とかなる。
身近にフィリピンの庶民を見られるのが楽しい。
足の悪い私には皆、親切にしてくれる。
運転手も慣れたもので、老人や子供、障害者がしっかり降りるまでは、決して車を動かさない。すっかりジープニー好きになってしまった。
始めは、乗れないと自分の方から心を閉ざしていたような気がする。
手足の悪い普通の人として生きる決心をしていたのに・・・・
弱気を排除して、何にでも挑戦してみるさ。
フィリピンにいると、なんだか、それが可能な気がしている。

とにかく、「よたよた歩き」の予行演習はかなりやってはいた。
今住んでいるガッチャリアンから家を買うことになりそうなPamplonaまで歩いてみたし、Dr.A,Santos通り(スーカットロード)をすでに小刻みに、かなり歩いてはいろいろと調査(?)していた。

日本の道路と比べると、歩きにくさは、雲泥の差だ。
まず、大きな通りでも歩道というものはほとんど整っていない。
でこぼこしていて、あらゆるところに段差や突起物があり、大きな穴も開いていたりする。
通りに沿っていろいろなものが置かれているので、その間をぬって歩かなければならない。汚い水たまりも犬のウンチもあるし・・・
また、通りまで突き出して車が駐車しているので、どうしてもジープニーやトライシクルの疾走する車道に出なければならない。
とにかく、注意力を全開にして歩く。したがって、街や人々の表情を見たりする余裕はない。

NAIA(ニノイ・アキノ・インターナショナル・エアポート)の横を抜けていくバクラランまでの路は、しんどい。二度と歩く気はしない。
埃っぽく、目を休めてくれる景色は何もない。
川に漂う悪臭、疾走する車の排気ガス。
スラムに近い街並みが続く。ポリタンクで売り歩く水売りの車、道路上、たらいの中でシャボンをぬりたくって水浴びする女の子、昼から所在なげにぼんやりとたむろしている男たち。私を見る視線もきつく、なんだか好意的でなく感じる。
ここも、やはりマニラの一断面に違いない。夜は、一人で歩く勇気はないな。
バクラランでも、若い男が道路に寝ている。とろんとした目つきをしてこちらを見ていたが、ぞっとした。多分、ドラッグなのだろう。

ロハス・ブルバードに出るとほっとする。
緑も多く、目標となる建造物があるので、歩きやすい。
人々の身なりもきちんとしていて、身の危険は感じない。
どうも、私の身なりが一番汚いようだ。
ロハス・ブルバードの反対側は、昔、海だったよな。今は埋め立てられて光景がすっかり変わってしまった。今昔の感にしみじみとし、意外なところで、歳をとったなあ、と感じてしまった。
マニラもどんどん変わってるぜ。俺はくたばるだけか、ハハハ。
神様、もうちょっと、時間をくださいな。
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出発点のショッピングモール、SMスーカット
歩道橋上でこの写真を撮っていると、写真に映っているガードマンが寄ってきて
「ノーピクチャー」
軍事施設じゃあるまいし、
「フワイ キャント アイ テイク ア ピクチャー?」
タガログ語で「ぺらペらぺらペらぺらペら」
結局、理由はわからなかったが、フィルム(カードか)は没収されずにすんだ。
多分、モールの拡張工事をしているので、それを撮られたくなかったのかな?

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ダンパのシーフッドマーケットの前を通る。
両側にレストランの並ぶ通りが4本ある。
ここは、近くて安くておいしいのでよく食べに来る。
この辺は埃っぽく、歩きにくい。

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右に曲がれば、国際空港。
一応、歩道は整っているのだが、日陰がほとんどなく、容赦なく照りつける太陽の下、排気ガスの中を歩くのはしんどい。
フィリピンの太陽光線は日本のそれと違うからなあ。下手すりゃ、熱射病だぜ。


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ロハスブルバードは緑が多い。なんだか急に歩きやすく感じられた。この通り沿いには、日本大使館がある。写真も撮ったけど、うまく撮れなかったので、没。
その他、ホテル、病院、官公庁などが並んでいる。

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途中、信号機のない、あっても役立っていない、広い通りを3本、渡らなければならなかった。
ここ(EDSA)は、半端でなくこわかった。バスやトラックやジープニーのビュンビュン飛ばす道路の真ん中に一人、取り残されたときは、オシッコをちびりそうになった。いや、多分ちびった。
「ええい、はねるなら、はねろ!どうせ、半分、死んだ身だ!」と気合を入れて歩き出した。ドライバー君たち、ちゃんと避けてくれるじゃないの。
学んだね、人を信じることの大切さを。
人を信用しないと人生(道路か)は、渡れない。ハハハ。
フィリピンで道路を渡るときのコツ
地元の人の後ろにぴったりくっついて渡るのが一番安全でこわくない。
一人で渡らなければならないとき、まず車間がある程度あることを確認する。
後は、あまり、車の方を見ないようにして堂々と渡る。見ると、恐怖心がつのり、足がすくんでしまい、かえって危ない。車はちゃんとスピードを緩めてくれるよ。

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メトロポリタン美術館
東京にいても美術館、博物館の類にほとんど行ったことのない私。
ここは無縁の場所だよな。
でも、心を入れ替えて、今度、フィリピンのアートを鑑賞してみようかな。
何か、開眼したりして・・・
なになに、遅かりし、由良の介だって?
おいおい、人間、死ぬまで成長するんだぜ。

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マラテ教会の横の公園
右側に噴水がある。
左の建物は、チキンバーベキューのおいしい、有名なアリストクラト
この辺の変容は激しい。
最近、若者に人気があるらしい。

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マラテ教会到着!
とうとう、目標点のマラテ教会に着いた。
うれしかったね。久し振りの達成感。
教会の中には、何の催しか、盛装した男女が数多く見られた。
お祈りしたかったのだけれど、小汚いジイサンが気軽に中に入れる雰囲気ではなかった。
結婚式かな。

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カフェ・アドレアティコ
喉が乾いていたので、グリーンマンゴシェークとコーヒーを飲んだ。しめて150ペソ(300円)。
日本の値段にすると安いけれど、庶民のフィリピン人はここに来ないよ。
ここのコーヒーはおいしい。
以前、家族でこの近くの安宿に何度か、泊まったことがあるので、なじみのコーヒー店なんだ。




予定通り、3月に入ったら、帰ることにした。
3月3日の雛祭りだけど、まだ寒いんだろうな。
今回は、住居探しと購入が主目的だったので、ほとんど旅行には出かけないままに終わってしまった。

by wakahiroo | 2005-02-23 12:14 | ○マニラよたよた歩き


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