2004年 12月 26日

始めての家探し

フィリピンに来てから約2週間たった。
いよいよ、今回の訪比の主目的であるフィリピンで住む家を探し始めることにする。
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その前に住居取得の条件を整理しておこう。
1. 多少増減してもかまわないが、予算は500万円(250万ペソ)前後
  息子たちのために、今住んでいる東京のマンションもしばらく維持しなければいけないし、貧乏人の私には、この辺がいいところ。
  息子の家族などが遊びにきたとき、泊まれる部屋はほしいが、基本的には子供がいない老夫婦。こじんまりした家で良い。
2. 場所はラスピニャスかパラニャーケ
  東京と行ったり来たりするには、私のようなデスエーブルな人間には空港から近いところが良い。
  女房とすぐ下の妹はセブ市育ちだが、他の兄弟は皆ラスピニャス育ちで土地勘がある。
  女房はパラニャーケの日本人学校の近くに340㎡の土地を持っているので、その有効利用も考えている。
3. 静かな環境の一戸建てにこだわる。
  30年も都心のマンションに住み続けた私は、コンドミニアムなど住みたくない。静かな落ち着いたところで、なおかつ、文化的な施設を利用するのに便利なところ。ゼイタクかなあ。なんだかんだ言っても、私、シティボーイなんです。ハハハ。
田舎は、旅行で行きま~す。
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以上のの条件を満たせば良いのだが、次の点は決めていない。
 ① 中古物件を購入して、リフォームする。
 ② 土地を買って、好みの家を新築する。
 ③ 新築の出来上がった家を購入する。
なるべく予算内で収めたいのだが、無理かなあ。
この時点で、女房は、どうも②を希望している雰囲気だ。とすると、予算がかなりオーバーしそうな気もする。いずれにせよ、予算に近い金額で収めたい。
お金をかければ良いものができるのはわかっている。でも、限られた金額の中で、できるだけ良いものを造る。楽しみはこちらの方が大きいかも知れないよね。人生の楽しみってそういうところにあるんだよ。努力するぞ!

ところで、私、今の東京のマンションを買ったくらいで、不動産取引の経験が無いに等しい。
その点、女房の方が多少あるようだ。今、兄弟たちが住んでいるところや、私に内緒でパラニャーケの土地を購入したりしているのだから(ッタク、モウ)。
正直、フィリピンの不動産事情がさっぱりわからない。
日本でも不動産業界は魑魅魍魎の跋扈する世界。安全第一で、時間をかけてゆっくりいくことにする。幸い、女房の弟はフィリピンのデベロッパーに勤めていたことがあり、ある程度、知識は持っている。私はさておき、女房に勉強してもらうさ。

今日も、今住んでいるガッチャリアンのヴィレッジの中の390万ペソ(780万円)の建設中の家を見てきた。向こうの言い値だから、実際はもっと安くなるだろう。だんだん、不動産の価格の感覚というか相場がつかめてきた。

こんな身体になった私は、そんなに長生きできるとは思っていない。女房のための家なんだ。実際、女房名義でしか買えないしね。
来年から、少しずつ年金が出始める。できるだけ長生きして年金の元を取らないとね。
長生きすることが女房孝行なんだ。
無理をしないで、ストレスをためず、のんびり生きるさ。
仕事はできなくなったけど、生きていることが私の仕事なのさ。ハハハ。
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ということで、早速、新築物件を見て回ることにした。
ところが、おいおい、エージェント君、そいつはないぜ。約束の時間になってもなかなか現れない。こちらは、20分前に着いて待っているのに。
結局、待ち合わせ時間に30分も遅刻する。
客を待たせるなんて、日本では、考えられないよね。
ここはフィリピン。イライラするなと自分に言い聞かせ、のんびりと構えていた。私も人間できたなあ。ハハハ。
意識の面で日本人化した女房の方がイライラしていたようだ。
こちらも冷やかし半分だから、お互い様か。

とんだ洗礼を受けたが、結局、この日、3軒ほど、見て回った。
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まずは、パラニャーケのガーデン・シティ 3というヴィレッジ。
今住でいるところから、車で10分くらいのところにある。便利なところだ。
ここは、第一印象から、ピーンとくるものが何もなかった。
    価格 280万ペソ(460万円)
    敷地面積 120㎡
    床面積   70㎡
魅力がなかったので、あまり詳しいことを聞かなかった。

b0018885_1262573.jpg私には階段が狭くて急すぎる。
全体として、狭苦しい感じがした。

b0018885_1275362.jpg2階には、この他に2つ小さな部屋があった。
私には使い道がない。

b0018885_129477.jpgまだ、これからのヴィレッジのようだ。
静かな環境は気に入ったのだが・・・・


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次に訪れたのが、同じパラニャーケのフィルインベスト・ヴィレッジ。
    価格 300万ペソ(600万円)
    敷地面積 120㎡
    床面積   115㎡
建物は、とても気に入った。そこで、女房が値段の交渉に入った。
キャッシュで払うなら、260万ペソ(520万円)になるとのこと。心が動いた。
問題は、割と近くにドブ川が流れていることと、ヴィレッジがスラムに近い建物に囲まれていたことだ。そうでなければ、もっと高くなるんだろう。
とにかく、未練が残った。
自分で家を建てることになったら、この家を参考にしよう。


b0018885_1994319.jpg別の角度より撮る。
テラスの部分がいいだろう。

b0018885_19105118.jpg1階のリビング。
くつろげそうな空間が広がっている。

b0018885_19123848.jpg2階からベランダ越しに外を写す。
2階にはもう1部屋ある。

b0018885_19145188.jpg2階から3階(屋上)へ行く階段。

b0018885_19161733.jpg屋上の風景。
雨漏りが心配かな。ここに部屋を建て増すこともできるな。


b0018885_21293088.jpg
最後に行ったのは、ラス・ピニャスのBFホームズの一角、Casa Californiaというところだ。
BFは、パラニャーケとラス・ピニャスにまたがる大きくて古い、誰でも知っているヴィレッジだ。
    価格 370万ペソ(740万円)
    敷地面積  210㎡
    床面積   104㎡
建物も気に入った。早速、女房に交渉してもらう。キャッシュだと、15%引きになるという。
ということは、314.5万ペソ(629万円)。予算はオーバーするが、敷地面積も広く、十分庭もとれるし、女房も私も、俄然買う気になった。ところが、本部に電話すると、シンガポール人に売れてしまったという。
売れた物、見せるなよ。胡散臭さを感じる。
隣りの敷地に、同じものを建てるという。こちらは、
    価格 310万ペソ(620万円)
    敷地面積  140㎡
    床面積   104㎡
やはり、15%引きで、263.5万ペソ(527万円)。予算にぴったり。
しかし、待てよ。まだ。建ってないものを現金で買うとはどういうことなんだ。この頃、私も体力の限界。いろいろ、考えるのも面倒くさくなっていた。
詳しい話が聞けるというので、疲れ切っていたけれど、アラバンのアラバン・ビジネス・センターの12階にある事務所まで行くことにした。女房がいろいろ聞いて、契約書類ももらっていた。
現金で買うんだから、現物がないとおかしいよね。品物との交換が原則だ。すっかり買う気はなくなっていた。
それだったら、自分で土地を買って好きな物を建てるさ。

でも、いろいろと経験できた有意義な一日だった。
もうクタクタだよう。



b0018885_21304519.jpg角度を変えてもう1枚。
窓枠とかフェンスとか、まだまだ、お金がかかるよね。
女房とエージェントの一人。

b0018885_2131479.jpg1階部分。
この奥にキッチン、シャワールーム、メイド部屋がある。

b0018885_21363684.jpg2階から下を写す。階段もゆったりとしている。

b0018885_2137305.jpg2階の2部屋とシャワールーム

b0018885_21384499.jpg近隣を撮る。
庭も結構広いところが気に入った。いろいろ造り変えられそう。

by wakahiroo | 2004-12-26 09:10 | ○終の住処を求めて


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